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低線量デジタルレントゲン 当医院ではデジタルレントゲン・CT撮影装置の中でも低線量型の装置を使用しています。 |
レントゲン撮影を行う上で一番心配されるのは、レントゲン線を被ばくすることによる発がんのリスクではないかと思います。一度に受けるレントゲン線量が一定量(約100mSV)を超える場合については、線量に応じてがんや白血病を引き起こすリスクが上昇することが証明されています。(ちなみに、日本における1年間あたりの自然被ばく量=普通に生活をしていて自然界から受ける放射線の量は約1mSVと言われています。) |
CT撮影装置とは、体の内部を輪切りのような映像で見たり、骨や歯を3Dグラフィックで表現して検査をすることができる装置です。歯の角度や詳細な位置、歯の根の長さを詳細に調べるときや、歯の根を覆う骨の状態を検査するときに威力を発揮します。
患者さんによっては、歯が生えないまま骨の中に埋まっていることがあります。このような場合の治療ではとくに効果的な検査です。
CT撮影は医科で使用されるためご存知の方も多いかと思います。歯科で用いるCT撮影は、医科用CT撮影と比べて1/100以下の線量で撮影が可能です。
CT撮影の映像 1 顎の骨の断層撮影像。オレンジの丸の部分に骨の中で埋まったままの歯(埋伏歯)が確認できます。 |
CT撮影の映像 2 歯とあごの骨の表面を3Dグラフィックで表した映像。歯の根のまわりに十分な量の骨が存在していない部分が確認できます。 |
レントゲン撮影によって悪影響を受ける可能性がいかに小さくても、レントゲン写真はむやみに撮影するべきものではないと私たちは考えています。自然界から受ける放射線や、医科のレントゲン検査、飛行機へ搭乗しているときに受ける宇宙線など、他にも被ばく要因があるため、出来ることなら被ばくは無いに越したことはありません。
また、低線量のレントゲン線を受けることが発がんの可能性を高めるという証拠は確かに見つかっていませんが、その反対に「関連性が完全にゼロである」ということもまた証明することができません。
しかし、レントゲン撮影は確実性の高い診断を行うには不可欠であることや、歯や骨の異常を察知してリスクを回避・軽減することが出来るため、適切な撮影は患者さんにとって大きなメリットをもたらすものであると考えています。
わたしたちは、患者さんにとって必要と思われる検査をなるべく効果的なタイミングで行えるように心がけています。