主にあごの成長発育や歯の生え方をコントロールする治療を小児矯正(第一期治療)と呼びます。
乳歯が揃った時期(およそ3〜4歳)から,すべての歯が永久歯に生え換わるまで(11〜13歳)の期間に行う治療です。
とくに、出っ歯や受け口など骨格の成長に問題がある患者さんの場合,非常に有効な治療となります。
永久歯のサイズが大きすぎる,あごの成長量が大きすぎるなどの問題がある場合は,永久歯がすべて揃う中学生以降の時期に継続して治療(第二期治療)が必要となる場合があります。
このような場合でも,第一期治療の効果があるため,中学生から初めて治療を開始する場合と比べるとより理想的な状態に近づけることができます。
小児矯正で使用する装置の例を紹介します。
★プレート(床矯正装置)
取り外し可能なプレート状の装置を使用して一部の歯を移動させます。
★リンガルアーチ
歯の裏側に金属線の装置を付けることで一部の歯を移動させたり,生え変わりの時期に奥歯が動いてしまわないようにします。
★ヘッドギア
寝る時や家にいる時間に使用する,顎の成長をコントロールするための帽子形の装置です。
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