矯正治療例

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  1. あおい矯正歯科(京都市 四条烏丸)ホーム
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矯正治療例

矯正治療の対象となる歯並びや噛み合わせと、その矯正治療例をご説明いたします。

叢生~乱杭歯・八重歯

叢生(そうせい)とは、歯並びのガタガタのことです。一般的には乱杭歯(らんぐいば)、八重歯(やえば)と呼ばれることもあります。叢生は、あごの骨の大きさに対して歯が大きすぎて、歯が並ぶスペースが不足している場合に起こります。叢生の歯並びでは、歯が重なり合った場所を正しく歯磨きすることは難しく、虫歯や歯周病になりやすい傾向があります(十分な歯磨きができる場合は問題ありません)。

現代人はよく「あごの骨が小さくなっている」と言われていますが、最近の研究ではむしろ歯のほうが大きくなっていることが叢生の原因であると指摘されています。厚生労働省の調査では、昭和56年では約6.5%の人にしか叢生は認められませんでしたが、平成11年の調査では約20.3%に急増しており、現在もその傾向が続いています。

叢生は、歯を並べるスペースを確保し、マルチブラケット装置等で歯を移動させて治療を行ないます。歯を並べるスペースが大きく不足しているときは、抜歯が必要になることがあります。

治療前

治療前(叢生~乱杭歯・八重歯)
治療前(叢生~乱杭歯・八重歯)
治療前(叢生~乱杭歯・八重歯)
矢印

治療後

治療後(叢生~乱杭歯・八重歯)
治療後(叢生~乱杭歯・八重歯)
治療後(叢生~乱杭歯・八重歯)

空隙歯列

空隙歯列とは、歯列に隙間が空いている状態を指します。
叢生の場合とは反対に、歯が小さすぎる場合や歯列の幅が広すぎる場合など、歯が並ぶための場所が余っている場合に生じることがあります。また、舌の癖や指吸いなどが原因で歯列の一部に隙間が生じることがあります。そのほか、過剰歯と呼ばれる通常の人には存在しない余分な歯が歯茎の中に眠っている場合にも歯列に隙間が生じます。
空隙歯列を治すためには、歯を動かして隙間を閉じるだけでなく、空隙が発生した原因を取り除くことが必要となります。

治療前

治療前(すきっ歯)
治療前(すきっ歯)
治療前(すきっ歯)
治療前(すきっ歯)
治療前(すきっ歯)
治療前(すきっ歯)
治療前(すきっ歯)
治療前(すきっ歯)
治療前(すきっ歯)
矢印

治療後

治療後(すきっ歯)
治療後(すきっ歯)
治療後(すきっ歯)
治療後(すきっ歯)
治療後(すきっ歯)
治療後(すきっ歯)
治療後(すきっ歯)
治療後(すきっ歯)
治療後(すきっ歯)

上顎前突~出っ歯

上顎前突症(じょうがくぜんとつしょう)とは、いわゆる「出っ歯」のことです。上あごの骨が前に成長し過ぎた場合や、下あごの骨が小さすぎる場合に起こります。上顎前突では上の前歯が前方へ傾いていることが多いため、つまずいて転ぶなどの日常の事故で唇や歯を痛める危険性があります。アメリカでの学会報告では、上顎前突の子供の3人に1人は、上の前歯が折れたり、歯髄(歯の神経)を傷めたりする可能性があるとされています。

子供のころから矯正治療を開始すると、あごの骨の成長をコントロールして上顎前突を改善できる場合があります。大人の方の場合は、マルチブラケット装置などで歯を移動させることで治療を行ないます。

治療前

治療前(上顎前突~出っ歯)
治療前(上顎前突~出っ歯)
矢印

治療後

治療後(上顎前突~出っ歯)
治療後(上顎前突~出っ歯)

下顎前突~受け口

下顎前突症(かがくぜんとつしょう)とは、いわゆる「受け口」のことです。前歯の角度に主な原因があるものと、骨格に主な原因があるものの二種類があります。骨格の問題には下あごの骨が大きく成長し過ぎているものや、上あごの骨が小さすぎるものがあります。
下顎前突では下唇が前に押されるため、普通にしていてもムスッとした表情に見られることがあります。

子供のころから治療を開始すると、あごの骨の成長をコントロールして下顎前突を改善できる場合があります。しかし下あごの骨は身長の伸びとともに大きく成長しますので、ある程度成長が終了しないと最終的な治療方針を決定することができないことがあります。大人の方の場合は、あごの骨の位置や形を変えることができないため、マルチブラケット装置などで歯を移動させることで治療を行ないます。あごの骨の大きさによる問題が強い場合は、後述する顎変形症という分類になります。

治療前

治療前(下顎前突~受け口)
治療前(下顎前突~受け口)
治療前(下顎前突~受け口) 治療前(下顎前突~受け口)
矢印

治療後

治療後(下顎前突~受け口)
治療後(下顎前突~受け口)
治療後(下顎前突~受け口) 治療後(下顎前突~受け口)

上下顎前突~出っ歯・口元の突出

上下顎前突症(じょうげがくぜんとつしょう)とは、上下の歯が前方へ傾いた状態です。歯が前方に出ているため、口を閉じようとしても上下の唇を閉じることが難しく、閉じると唇が歯に押されて口もと全体が盛り上がったように見えます。顔の見た目への影響が強い不正咬合です。叢生の場合と同じく、歯が大きすぎることやあごの骨が狭すぎることによって歯が並ぶスペースが不足して生じます。

スペースを確保し、マルチブラケット装置等で歯を移動させて治療することができます。唇を閉じる筋肉の力が不足している場合は、唇周囲の筋肉を鍛える訓練を行ないます。

治療前

治療前(上下顎前突~出っ歯・口元の突出)
治療前(上下顎前突~出っ歯・口元の突出)
治療前(上下顎前突~出っ歯・口元の突出) 治療前(上下顎前突~出っ歯・口元の突出)
矢印

治療後

治療後(上下顎前突~出っ歯・口元の突出)
治療後(上下顎前突~出っ歯・口元の突出)
治療後(上下顎前突~出っ歯・口元の突出) 治療後(上下顎前突~出っ歯・口元の突出)

開咬~オープンバイト

開咬(かいこう)とは、奥歯でしっかり噛んだ状態でも前歯を完全に閉じることができない状態です。奥歯しか当たらないため咀嚼能力が低下します。あごの骨の形が原因となる場合のほか、舌の使い方や癖が原因となることがあります。物を飲みこむとき、普通の方は舌が上のあごの内側に収まりますが、開咬の方の場合は上下の歯のすき間に舌を押し込んだり、歯の裏側を強く押すような状態になります。このような舌の動きによって歯に余分な力がかかり、前歯が上下に開いた状態になります。

マルチブラケット装置で歯を移動させて治療を行ないますが、舌の使い方や癖に問題がある場合は、舌の動きをコントロールする装置や筋機能訓練が必要となります。

治療前

治療前(開咬~オープンバイト)
治療前(開咬~オープンバイト)
治療前(開咬~オープンバイト) 治療前(開咬~オープンバイト)
矢印

治療後

治療後(開咬~オープンバイト)
治療後(開咬~オープンバイト)
治療後(開咬~オープンバイト) 治療後(開咬~オープンバイト)

過蓋咬合

過蓋咬合(かがいこうごう)とは、前歯が深く噛み過ぎている状態です。下の前歯が上の歯の内側の歯肉を噛んでいることや、下の前歯が異常にすり減っていることがあり、歯や歯周組織に過度の負担がかかる咬み合わせです。ひどい場合には上の前歯をだめにしてしまうこともあります。原因として、噛む力の強さの問題や、潜在的な上顎前突である(前歯は一見正常でも、奥歯や骨の位置がずれている)ことなどがあげられます。

マルチブラケット装置などで歯を移動させて治療を行ないます。多くの場合、上顎前突を伴いますので、上顎前突の治療も行ないます。

治療前

治療前(過蓋咬合)
治療前(過蓋咬合)
矢印

治療後

治療後(過蓋咬合)
治療後(過蓋咬合)

顎変形症

顎変形症(がくへんけいしょう)とは、上下のあごの成長が通常とは異なることによって起きる不正咬合の総称です。極端な上顎前突や下顎前突、骨の異常な成長によって生じた開咬や過蓋咬合などが含まれます。正面から顔を見たとき左右の非対称性が強い場合も、顎変形症である場合があります。

あごの骨に大きな問題があるため、矯正治療のみでは治療することができません。まずマルチブラケット装置で上下の歯並びを治療し、その後あごの骨の位置を外科手術で治す「外科矯正」という治療法を行ないます。
当医院では、京都大学附属病院歯科口腔外科や洛和会音羽病院歯科口腔外科等と連携して外科矯正治療を行なっています。また当医院は育成・更生医療指定機関のため、顎変形症の治療に対して保険を適用することができます。

治療前

治療前(顎変形症)
治療前(顎変形症)
治療前(顎変形症) 治療前(顎変形症)
矢印

治療後

治療後(顎変形症)
治療後(顎変形症)
治療後(顎変形症) 治療後(顎変形症)