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子供の矯正に拡大床は必要?効果・適応年齢・注意点をわかりやすく解説
お子さんの歯並びについて、歯科医師から一般的に床矯正(しょうきょうせい)と呼ばれる拡大床や拡大プレートについて調べている親御さんも多いのではないでしょうか。
拡大床は、成長期にある小児の顎の骨を拡げ、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保する効果が期待できる治療法であり、
拡大床による矯正治療は、一般的に6〜13歳頃のお子さまが適応年齢とされています。
この時期はあごの成長を利用しやすく、治療の前半では取り外し式の床矯正装置を使用し、成長や歯の生え変わりのタイミングを見ながら、必要に応じて固定式の矯正装置へ移行していくケースが多いです。
ただし、歯の生え変わりや成長スピードには大きな個人差があるため、年齢だけで適応を判断することはできません。
適応年齢を過ぎていても、口腔内の状態によっては拡大床を用いた治療が可能な場合もありますので、まずは歯科医院での診断を受けることが大切です。
この記事では、子供の矯正治療における拡大床の効果や適切な年齢、費用、そして治療を始める前に知っておきたい注意点まで、網羅的に解説します。
拡大床とは?顎の成長を助けて歯が並ぶスペースを作る装置

拡大床とは、子供の成長期に行う小児矯正(第一期治療)で主に使用される、取り外し可能な拡大装置の一種です。
顎が小さいことで歯が並ぶスペースが足りず、歯並びが乱れている場合に、顎の骨を側方へゆっくりと拡げることを目的とします。
子供の矯正で拡大床を使う4つのメリット

拡大床を用いた矯正治療は、お子さんの顎の健やかな成長を促しながら、将来の本格的な矯正治療の負担を軽減できる可能性があります。
具体的には、永久歯の抜歯リスクの低減、日常的なケアのしやすさ、痛みの少なさ、そして費用面での利点が挙げられます。
ここでは、子供の矯正で拡大床を選択する際に得られる4つの主なメリットについて、それぞれ詳しく解説していきます。
永久歯を抜かずに済む可能性が高まる
子供の成長期に拡大床を使用する最大のメリットは、将来的に永久歯を抜かずに矯正治療を終えられる可能性が高まる点です。
歯並びが悪くなる主な原因の一つに、顎が小さく永久歯が並ぶためのスペースが不足していることが挙げられます。
拡大床は顎の骨格そのものを拡げるのではなく、歯が植わっている歯槽骨を拡大してスペースを確保します。これにより、永久歯がきれいに並ぶための土台が整うため、スペース不足を理由とした抜歯を回避しやすくなります。
取り外しができるため食事や歯磨きがしやすい
拡大床はお子さん自身で取り外しが可能な装置であるため、日常生活における利便性が高い点もメリットです。食事の際には装置を外せるので、食事内容にも制限がありません。
また、歯磨きの際も装置を外して、普段通りに隅々までブラッシングできるため、固定式の装置に比べて虫歯や歯周病のリスクを低く抑えることが可能です。
装置自体も直接洗浄できるので、衛生的な状態を保ちやすいという特徴があります。
ワイヤー矯正に比べて痛みが少ない傾向にある
拡大床による治療は、固定式のワイヤー矯正と比較して痛みが少ない傾向にあります。これは、拡大床が非常に緩やかで持続的な力をかけて顎を拡げていくためです。
装置の中心にあるネジを少しずつ回して調整しますが、その際に感じるのは押されるような圧迫感や違和感です。痛みに敏感なお子さんでも、比較的ストレスなく治療を続けやすい方法です。
他の装置より費用を抑えられる場合がある
拡大床を用いた第一期治療は、すべての歯に装置を取り付ける本格的なワイヤー矯正や、他の矯正装置と比較して、費用を抑えられる場合があります。
拡大床治療だけで歯並びがある程度改善し、第二期治療が不要になったり、治療期間を短縮できたりすれば、結果的に総額の費用負担を軽減できる可能性があります。
拡大床で後悔しないために知っておきたい5つの注意点

拡大床による治療は多くのメリットがある一方で、その特性を理解しておかないと「期待した効果が得られなかった」と後悔につながる可能性もあります。
ここでは、拡大床治療を始める前に必ず知っておきたい5つの注意点について詳しく解説します。
すべての歯並びの乱れに対応できるわけではない
拡大床は主に顎の幅が狭いことに起因する歯の叢生(ガタガタ)などに有効な装置ですが、すべての歯並びの乱れに対応できるわけではありません。
たとえば、骨格的な問題が主な原因となっている出っ歯や、受け口の場合、顎の前後的なズレが関係しているため、拡大床だけで根本的な改善を行うことは難しいケースがあります。
また、個々の歯の傾きやねじれが強い場合も、拡大床のみで十分な改善が得られないことがあります。
ただし、こうした歯の傾きやねじれは、歯の大きさが比較的小さいことに起因しているケースも多く、その場合は拡大床によって歯列のスペースが確保されることで、自然に改善が見られることもあります。
このように、症状や原因によって適切な治療法は異なるため、拡大床だけで対応するのではなく、他の矯正装置との併用や、第二期治療としての本格的な矯正治療が必要となる場合もあります。
お子さん自身が装着時間を守らないと効果が出にくい
拡大床は取り外しが可能なため、お子さん自身の協力が治療の成否を大きく左右します。
一般的に、1日に10時間~12時間以上の装着が推奨されますが、この時間を守れないと計画通りに顎が拡がらず、期待した治療効果を得ることができません。
装着時間が不足すると、治療期間が延長したり、次のステップに進めなくなったりする可能性があります。
お子さんが装置を嫌がったり、面倒に感じたりしないよう、なぜ治療が必要なのかを根気強く説明し、保護者の方が装着時間を管理・サポートすることが重要です。
自分で管理するため紛失や破損のリスクが伴う
取り外しができる利便性の裏返しとして、紛失や破損のリスクが常に伴います。
そのため当院では、帰宅後の時間を中心に、できるだけ長く装着していただくことを重視し、1日あたり10〜12時間の装着を推奨しています。
また、外出時には必ず専用のケースに入れて保管するなど、お子さんと一緒に管理ルールを徹底しましょう。
「顔が大きくなる」「出っ歯になる」という噂は本当?
拡大床の使用に関して「顔が大きくなる」「出っ歯になる」といった不安の声を耳にすることがありますが、適切な診断と管理のもとで使用すれば、そのような心配はほとんどありません。
拡大床が拡げるのは、顔の輪郭を形成する顎骨全体ではなく、歯が植わっている歯槽骨という部分です。
そのため、顔の幅が目に見えて大きくなるような変化は起こりにくいとされています。
拡大床だけでは治療が完了しないケースも多い
拡大床は、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを確保する「土台作り」を目的とした矯正装置です。そのため、拡大床による第一期治療では顎の幅を拡げることが主な役割となり、個々の歯の傾きやねじれといった細かな歯並びまでを整えることは難しいという特徴があります。
こうした理由から、拡大床だけで治療を完結させるのではなく、歯並びの状態に応じて他の矯正装置を併用することが重要になります。
当院では、必要に応じて第一期治療の段階からワイヤー矯正を併用するケースもあり、特に前歯については見た目(審美性)にも配慮した治療を行っています。お子さまの成長や歯並びの状況を見極めながら、機能面だけでなく見た目の改善も意識した矯正治療をご提案しています。
拡大床による矯正治療の具体的な進め方

拡大床を用いた矯正治療を検討するにあたり、具体的にいつから始め、どのくらいの期間や費用がかかるのか、そして家庭でどのように管理するのかは、親御さんにとって気になる点です。
ここでは、治療を開始するのに最適な年齢から、治療期間や費用の目安、装置の使い方、治療の具体的な流れをステップごとに解説します。
治療を開始するのに最適な年齢は6〜13歳頃
拡大床による治療を開始するのに最適な時期としては、大人の奥歯が生えはじめる頃が目安です。ただし、歯の生え変わりや顎の成長スピードには大きな個人差があるため、年齢だけで一律に判断できるものではありません。
拡大床による治療効果を最大限に引き出すためには、治療を開始するタイミングが非常に重要です。
一般的に、上顎の骨の成長が活発で、中心にある「正中口蓋縫合」という軟骨の結合がまだ固まっていない頃が最適な時期とされています。
この時期を過ぎて骨の成長が進むと、装置による拡大が困難になり、期待する効果が得られにくくなるため、早めに歯科医師に相談することが推奨されます。
床矯正の治療期間の目安は数ヶ月~2年|通院は1・5~2ヶ月に1回程度
拡大床を使用する治療期間の目安は、お子さんの顎の状態や成長の度合い、そして装置の装着時間をどれだけ守れるかによって異なりますが、一般的には数ヶ月~2年程度です。
治療期間の中では、大きく分けて2つの段階があります。
まず、顎の幅を実際に広げていく「拡大期」は数か月程度で、その後、拡がった顎の状態を安定させるための「保定期間」が続きます。この保定期間をしっかり確保することで、後戻りを防ぎ、治療効果を維持しやすくなります。
また、症例によっては、取り外し式の拡大床から固定式の拡大装置へ移行する場合もあり、その際の治療期間は数か月程度が目安となります。
通院頻度については、装置の調整や顎の拡大具合、口腔内の状態を確認するため、基本的には月に1回程度となります。定期的な通院と装着時間の管理が、拡大床治療をスムーズに進めるための重要なポイントです。
費用の相場は40〜60万円が目安
拡大床を用いた小児矯正(第一期治療)にかかる費用の相場は、一般的に40万円~60万円程度が目安となります。
この費用には、カウンセリング、精密検査・診断料、装置の製作費、毎月の調整料などが含まれることが多いですが、料金体系は歯科医院によって異なります。
ご家庭での使い方|親御さんが行うネジ回しの管理方法
拡大床の効果を出すためには、ご家庭での適切な管理が不可欠です。
装置の中央には拡大ネジが埋め込まれており、このネジを専用のキー(ねじ回し)を使って保護者の方が回すことで、装置が少しずつ拡がっていきます。
ネジを回す頻度や回数は、歯科医師がお子さんの顎の状態に合わせて指示します。
例えば「3日に1回、90度回す」といった具体的な指示があるので、必ずそれを守りましょう。
回しすぎると痛みが出たり、逆に回すのを忘れると計画通りに治療が進まなくなったりします。
学校生活での注意点|給食や体育の時間はどうする?
拡大床は取り外しが可能なため、学校生活でも柔軟に対応できます。
給食やおやつの時間など、食事の際は必ず装置を外します。
また、体育の授業や休み時間に活発に運動する際も、装置の破損やお口の中の怪我を防ぐために外すのが原則です。
外した装置は、紛失や破損を防ぐために必ず専用のケースに入れて保管するよう、お子さんと約束事を決めましょう。
なお、当院では在宅時での装着を中心とした使用を推奨しており、学校での装着は不要と判断しています。ご家庭でしっかりと装着時間を確保していただくことで、無理なく治療を進めることが可能です。
他の小児矯正装置との違い
小児矯正には、拡大床以外にも様々な種類の装置が存在します。
それぞれの装置には異なる特徴や目的があり、お子さんの歯並びの状態や顎の成長段階に応じて使い分けられます。
ここでは、他の代表的な矯正装置と拡大床との違いや関係性について解説し、治療法を選択する際の参考にします。
急速拡大装置(固定式)との使い分け
急速拡大装置は、拡大床と同じく上顎を拡大するための装置ですが、いくつかの重要な違いがあります。
最大の違いは、急速拡大装置が歯に直接固定する「固定式」である点です。
取り外しができないため、24時間継続的に強い力をかけることができます。これにより、拡大床よりも短期間でダイナミックに顎を拡げることが可能です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン・ファーストなど)との比較
近年、お子さんの矯正治療でも使用されるようになったマウスピース型矯正装置(インビザライン・ファーストなど)は、透明で目立ちにくく、拡大床と同様に取り外しが可能です。
拡大床が主に顎を側方(横方向)に拡げることを目的とするのに対し、マウスピース型矯正装置は、顎の拡大と同時に、一本一本の歯の傾きや位置の移動、前後的な歯列の拡大も行えるという特徴があります。
適応症例は限られますが、歯列の拡大と歯の整列を同時に進めたい場合に有効な選択肢です。
ワイヤー矯正との関係性|拡大床治療後のステップ
拡大床治療は、多くの場合、小児矯正における「第一期治療」と位置づけられます。
これは顎の骨格的な問題を改善し、永久歯が並ぶための土台を整える治療です。
一方、ワイヤー矯正は、永久歯が生えそろった後に行われる「第二期治療」で用いられることが多く、ブラケットとワイヤーを使って個々の歯を三次元的に精密に動かし、最終的な美しい歯並びと正しい噛み合わせを作り上げます。
つまり、拡大床でスペースを確保した後に、ワイヤー矯正で仕上げを行うという流れが一般的です。
なお当院では、歯並びの状態や治療目標に応じて、第一期治療の段階からマルチブラケットを併用するケースも多く、機能面と見た目の両方を意識した矯正治療をご提案しています。
子供の拡大床矯正に関するよくある質問
拡大床による治療を始めるにあたり、親御さんからは多くの質問が寄せられます。
ここでは、親御さんの疑問や不安を解消するため、よくある質問に対して具体的にお答えします。
拡大床の治療中に痛みはありますか?子供が嫌がるときはどうすれば?
ネジを回した後の数日間は、歯が押されるような圧迫感や違和感が出ることがありますが、強い痛みが続くことは稀です。
お子さんが嫌がる場合は、まず痛みが強いのか、それとも違和感が気になるのかを聞いてあげましょう。痛みが続くようであれば、無理せず歯科医師に相談してください。
違和感に慣れない場合は、装着時間を少しずつ延ばしたり、装着を頑張れたら褒めてあげるなど、モチベーションを維持する工夫も効果的です。
装置をなくしたり、壊してしまった場合の対処法を教えてください
万が一、装置を紛失したり破損したりした場合は、自己判断で修理しようとせず、速やかにかかりつけの歯科医院へ連絡してください。
治療が中断すると、歯が元の位置に戻ろうとする「後戻り」が起きてしまう可能性があります。
歯科医院では、装置の状態を確認し、修理可能か、あるいは作り直しが必要かを判断します。
作り直しには追加の費用と時間がかかる場合が多いため、日頃からケースに入れて保管する習慣を徹底することが重要です。
まとめ
子供の矯正治療で用いられる拡大床は、成長期にあるお子さまの顎の発育を促しながら、歯が正しく生えるためのスペースを確保することを目的とした矯正装置です。顎の成長を適切にコントロールすることで、歯並びの乱れを根本から改善しやすくなります。
その結果、永久歯がきれいに並ぶ可能性が高まり、将来的な抜歯のリスクを抑えられる点も大きなメリットといえます。お子さまの成長段階を活かして行う拡大床治療は、負担を抑えながら将来を見据えた矯正治療として有効な選択肢の一つです。
取り外しが可能で衛生的、痛みが少ないといったメリットがある一方、お子さんの協力によって効果が大きく左右され、適応できない症例も存在します。
多くの場合、拡大床治療は本格矯正の前段階である第一期治療と位置づけられます。
この治療法が本当にお子さんにとって最適なのかを判断するためには、メリットと注意点の両方を深く理解し、信頼できる歯科医師と十分に相談することが不可欠です。
記事監修 あおい矯正歯科院長 本田 領
■略歴
- 平成11年 大阪歯科大学卒業
- 同年 同大学大学院(歯科矯正学)
- 平成15年 同大学大学院卒業
- 同年 同大学 非常勤講師
- 平成16年 同大学 常勤助手
- 平成19年 同大学 常勤助教
- 平成20年 山脇矯正歯科 副院長
- 平成24年 あおい矯正歯科 医院長
- 平成26年 あおい矯正歯科 理事長(医院長兼務)
■所属学会・資格
- 博士(歯学)日本矯正歯科学会認定医・指導医
- ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
- ・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年(通院回数:18回~36回程度)を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年(通院回数:12回~24回程度)、永久歯がすべて生えそろった後に行なう第2期治療で1~2年半(通院回数:12回~18回程度)を要することがあります。
- ・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
- ・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
- ・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
- ・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
- ・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
- ・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
- ・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
- ・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
- ・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
- ・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
- ・矯正装置を誤飲する可能性があります。
- ・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
- ・装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
- ・装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
- ・顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
- ・治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
- ・加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
- ・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
- ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
- ・正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
- ・ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
- ・症状によっては、マウスピース型装置で治療できないことがあります。
- ・お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
- ・装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
- ・治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
- ・食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
- ・治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
- ・お口の状態によっては、マウスピース型装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
- ・治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
- ・インビザラインは薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。
当院でご提供している「マウスピース型装置(インビザライン)」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。
○未承認医療機器に該当薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2024年8月29日最終確認)。
○入手経路等インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。
○国内の承認医療機器等の有無国内では、インビザラインと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2024年8月29日最終確認)。
○諸外国における安全性等にかかわる情報現在世界100カ国以上で提供され、これまでに900万人を超える患者さまが治療を受けられています(2020年10月時点)。情報が不足しているため、ここではインビザラインの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。
- ・薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器であり、マウスピース型装置(インビザライン)による治療を行なう工程で使用する機器となります。
- ・iTero(3D口腔内スキャナー)を使用して行なうマウスピース型装置(インビザライン)による治療は、自費診療(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。
- ・印象剤を使用した従来の印象採得に比べ、印象採得時の不快感は大幅に軽減されますが、お口の中にスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。




