子供の矯正がきっかけで親も?親子矯正のメリットと注意点|歯列矯正専門医院の京都(四条烏丸)あおい矯正歯科

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子供の矯正がきっかけで親も?親子矯正のメリットと注意点

2026.07.02

子どもの歯並びをきっかけに、親子で一緒に矯正を始める方が増えています。親子矯正は、通院やケアを共有できるだけでなく、治療を続けやすくなるなど多くのメリットがある方法です。

例えば、通院スケジュールをまとめて管理できる、治療の不安や悩みを親子で共有できる、正しい歯みがき習慣が身につくといった点が挙げられます。
さらに、お子さまの変化を近くで見守りながら、ご自身の歯並びも整えられるのは大きな魅力です。

一方で、費用や治療の進め方など、事前に知っておきたい注意点もあります。
この記事では、親子矯正のメリットと注意点、費用の考え方までをわかりやすく解説します。ご家族で矯正を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

親子で一緒に矯正治療を始める4つのメリット

子供の矯正治療に合わせて親も一緒に始めると、通院の効率化だけでなく、精神的な支え合いや正しい口腔ケア習慣の定着など、多くの利点があります。

ここでは、親子で矯正治療を始めることで得られる主な4つのメリットを紹介します。

 

メリット1:通院のスケジュール管理が楽になる

親子で同じ歯科医院に通院すれば、予約を同日時にまとめることが可能です。
特に、子供の送迎が必要な場合、一度の通院で親子両方の調整が済むため、保護者の時間的・身体的な負担を大幅に軽減できます。

 

メリット2:治療の悩みを共有し、親子で支え合える

矯正治療中は、装置の装着による痛みや違和感、食事の制限など、さまざまな困難が伴います。
こうした大変さを親子で共有し、励まし合うことで、治療へのモチベーションを維持しやすくなります。
「一緒に頑張っている」 という連帯感が、特に子供にとって大きな心の支えとなり、治療を乗り越える力になります。

 

メリット3:正しい歯のケア習慣が親子で身につく

矯正装置を装着している間は、歯磨きがしにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
親子で一緒に治療を受けることで、歯科医師や歯科衛生士から正しいブラッシング方法やフロスの使い方、ケア用品の選び方などを学び、実践する機会が増えます。
家族で口腔ケアへの意識が高まり、治療後も健康な歯を維持する良い習慣が身につきます。

 

メリット4:子供の歯並びの変化を間近で見守れる

親自身も矯正治療の当事者になることで、治療のプロセスや歯が動く感覚への理解が深まります。
その上で、子供の歯並びが少しずつ整っていく様子を間近で見守れるのは、大きな喜びとなるでしょう。
治療の進捗や変化を共有し、共にゴールを目指す経験は、親子の絆を深める貴重な機会にもなります。

 

親子矯正を始める前に知っておきたい注意点

親子での矯正治療には多くのメリットがありますが、始める前に把握しておくべき注意点も存在します。
治療を開始してから後悔させないためにも、費用面や治療計画に関する以下の点について、事前にしっかりと確認しておくことが重要です。

 

注意点1:親子それぞれの治療目標のすり合わせが必要

大人と子供では、矯正治療の目的やゴールが異なる場合があります。
例えば、親は見た目の美しさを最優先に考える一方、子供は機能的な改善(噛み合わせなど)が主目的となるケースも少なくありません。
それぞれの希望や理想の歯並びについて治療開始前によく話し合い、お互いが納得できるゴールを歯科医師と共有することが大切です。

 

注意点2:治療費が高額になる可能性がある

親子2人分の治療費がかかるため、経済的な負担は大きくなります。
子供の矯正と大人の矯正では費用体系が異なる場合も多く、総額が数百万円にのぼる可能性も考慮しなければなりません。
治療を開始する前に、費用の総額や支払い方法について詳細な見積もりを取り、無理のない資金計画を立てることが不可欠です。

 

注意点3:希望通りに親子同時の予約が取れない場合がある

親子で同時に通院できるのがメリットですが、平日夕方・土日などの通いやすい時間帯は予約が集中しがちです。
そのため、必ずしも希望通りに親子が同じ日時に予約を確保できるとは限りません。
スムーズに通院を進めるためにも、予約システムの柔軟性や、比較的予約が取りやすい時間帯などを事前に確認しておくとよいでしょう。

 

親子矯正にかかる費用は?支払い方法を解説

親子で矯正治療を受ける際の費用は、子供と大人それぞれの治療内容や使用する装置によって大きく異なります。
ここでは、それぞれの費用の内訳と相場、そして負担を軽減するための「親子割」などの割引制度や医療費控除について解説します。

 

【子供】小児矯正にかかる費用の内訳と相場

子供の矯正は、顎の成長段階に合わせて2つのステップに分かれることが一般的です。
1期治療(骨格矯正):乳歯と永久歯が混在する7歳〜15歳頃に行い、顎の成長をコントロールして土台を整える治療。費用相場は約4070万円です。
2期治療(歯列矯正):永久歯が生えそろってから行い、歯並びをきれいに整える治療。費用相場は約60100万円です。
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期治療から2期治療へ移行する場合、合計の費用がかかります。

 

【大人】成人矯正で主に使用する装置と費用相場

大人の矯正治療は、顎の成長が終わっているため、歯を直接動かして歯並びを整えます。
主に使用される装置と費用相場は以下の通りです。

ワイヤー矯正(表側):歯の表面にブラケットとワイヤーを装着する最も一般的な方法で、費用相場は約70120万円です。

歯の裏側でワイヤー矯正を行う舌側矯正は、上の歯列のみで1520万円、上下の歯列を矯正する場合は2025万円です。

マウスピース矯正:透明なマウスピースを定期的に交換して歯を動かす方法。目立ちにくいのが特徴で、費用相場は約80150万円です。

治療範囲(全体矯正か部分矯正か)によっても費用は変動します。

 

家族で矯正すると費用面でメリットがある場合も

歯列矯正は自由診療のため決して安い治療ではありません。そのため、「子どもの矯正は考えているけれど、自分の矯正までは難しい」「親子で矯正したいけれど費用が心配」という方も多いのではないでしょうか。

実は、歯科医院によっては家族で矯正治療を受ける場合に、割引制度を設けていることがあります。家族で同じ医院に通院することで、治療費の負担を抑えながら歯並びの改善を目指せるのがメリットです。

当院でも、ご家族で矯正治療を受けられる方を応援するため、ご家族2人目以降の矯正治療費を10%割引とする制度をご用意しております。
「子どもの矯正をきっかけに、自分の歯並びも整えたい」「兄弟姉妹で一緒に矯正を始めたい」という方は、お気軽にご相談ください。ご家族それぞれのお口の状態に合わせて、最適な治療プランをご提案いたします。

 

治療費の負担を軽減する医療費控除の活用

医師が「噛み合わせが悪く機能的な問題がある」と診断した場合の矯正治療は、医療費控除の対象となります。
単に見た目を良くするための審美目的の治療は対象外です。
医療費控除は、年間の医療費が10万円を超えた場合に、確定申告をすることで所得税の一部が還付される制度です。
親子2人分の治療費を合算して申告できるため、対象になるか歯科医師に確認し、積極的に活用しましょう。

 

子供の矯正治療、いつから始めるのがベスト?

子供の矯正治療を検討する際、多くの保護者が悩むのが「いつから始めるべきか」というタイミングです。
一般的に、永久歯が生え始める7歳~15歳頃が治療を開始する一つの目安とされています。
しかし、最適な時期は子供一人ひとりの歯並びの状態や顎の成長によって異なります。

 

【年齢別】小児矯正をスタートするタイミングの目安

小児矯正は、顎の成長をコントロールする「1期治療」と、永久歯の歯並びを整える「2期治療」に分けられます。
1期治療は永久歯の前歯と奥歯が生え始める7歳〜15歳頃の混合歯列期に開始するのが一般的です。
この時期に顎の成長を利用して、歯が並ぶためのスペースを確保します。
2期治療は永久歯がすべて生えそろった1316歳以降に開始します。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正で、最終的な歯並びと噛み合わせを整えます。

 

早めに始めると将来の抜歯リスクを減らせる可能性も

7歳~15歳頃の成長期に1期治療を始める大きなメリットは、顎の骨の成長を適切に促せる点です。
例えば、顎が小さい場合は装置を使って顎を広げ、永久歯がきれいに並ぶためのスペースを作ることができます。
これにより、将来的に永久歯を抜歯してスペースを確保する「抜歯矯正」のリスクを減らせる可能性があります。

 

親子で安心して通える矯正歯科の選び方3つのポイント

親子で長期間にわたって通院することになるため、信頼できる矯正歯科を選ぶことは非常に重要です。
子供が嫌がらずに通えて、親も納得して治療を任せられる歯科医院を見つけるために、以下の3つのポイントをチェックしましょう。

 

ポイント1:子供が怖がらずに通える工夫や雰囲気があるか

子供にとって歯医者は怖い場所というイメージが強いかもしれません。
スタッフが子供の対応に慣れており、優しく声をかけながら治療を進めてくれるかどうかも、子供のモチベーションを維持する上で重要なポイントです。

 

ポイント2:親子両方の矯正治療に対応できる専門医がいるか

子供の成長段階を考慮した小児矯正と、骨格が完成した大人の成人矯正では、診断や治療計画のアプローチが異なります。
両方の症例に精通し、豊富な知識と経験を持つ専門医が在籍しているかを確認することが重要です。

 

ポイント3:カウンセリングが丁寧で分かりやすいか

治療を始める前には、必ずカウンセリングを受けましょう。
その際に、親子それぞれの治療計画、使用する装置、費用、治療期間などについて、専門用語を避け、分かりやすい言葉で丁寧に説明してくれるかを見極めることが大切です。
メリットだけでなく、リスクやデメリットについてもきちんと説明し、こちらの質問や不安に真摯に耳を傾けてくれる、気軽に相談しやすい雰囲気の歯科医師を選びましょう。

 

親子矯正に関するよくある質問

ここでは、親子での矯正治療を検討されている方々からよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

 

Q1. 子供だけ先にカウンセリングを受けることは可能ですか?

可能です。
ただし、治療方針や費用に関する説明、そして治療開始の同意には保護者の同席が不可欠です。
そのため、初回カウンセリングの段階から親子一緒に受診する方が、二度手間を防ぎ、その後の手続きもスムーズに進みます。

 

Q2. 親子で違う装置(例:親はマウスピース、子はワイヤー)を選べますか?

はい、選べます。
親は仕事柄、目立ちにくいマウスピース矯正を選び、子供は様々な歯並びに適応しやすいワイヤー矯正を選ぶなど、それぞれの口腔内の状態やライフスタイル、希望に応じて最適な装置を選択するのが一般的です。親子で同じ装置にする必要はありません。

 

まとめ

子供の矯正治療をきっかけに親子で一緒に始めることは、通院負担の軽減やモチベーションの維持など多くのメリットがあります。
一方で、治療費が高額になる可能性や、親子それぞれの治療目標をすり合わせる必要性などの注意点も存在します。
医療費控除も活用しつつ、親子両方の治療に対応でき、信頼できる専門医に相談し、納得のいく治療計画を立てることが重要です。

記事監修 あおい矯正歯科院長 本田 領

   あおい矯正歯科院長 本田 領

略歴

  • 平成11年 大阪歯科大学卒業
  • 同年 同大学大学院(歯科矯正学)
  • 平成15年 同大学大学院卒業
  • 同年 同大学 非常勤講師
  • 平成16年 同大学 常勤助手
  • 平成19年 同大学 常勤助教
  • 平成20年 山脇矯正歯科 副院長
  • 平成24年 あおい矯正歯科 医院長
  • 平成26年 あおい矯正歯科 理事長(医院長兼務)

所属学会・資格

  • 博士(歯学)日本矯正歯科学会認定医・指導医
●矯正歯科治療にともなう一般的なリスク・副作用
  • ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・最初は矯正装置による不快感、痛みなどがあります。数日から1~2週間で慣れることが多いです。
  • ・治療期間は症例により異なりますが、成人矯正や永久歯がすべて生えそろっている場合は、一般的に1年半~3年(通院回数:18回~36回程度)を要します。小児矯正においては、混合歯列期(乳歯と永久歯が混在する時期)に行なう第1期治療で1~2年(通院回数:12回~24回程度)、永久歯がすべて生えそろった後に行なう第2期治療で1~2年半(通院回数:12回~18回程度)を要することがあります。
  • ・歯の動き方には個人差があるため、治療期間が予想より長期化することがあります。
  • ・装置や顎間ゴムの扱い方、定期的な通院など、矯正治療では患者さまのご協力がたいへん重要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • ・治療中は、装置がついているため歯が磨きにくくなります。虫歯や歯周病のリスクが高まるので、丁寧な歯磨きや定期メンテナンスの受診が大切です。また、歯が動くことで見えなかった虫歯が見えるようになることもあります。
  • ・歯を動かすことにより歯根が吸収され、短くなることがあります。また、歯肉が痩せて下がることがあります。
  • ・ごくまれに、歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ・ごくまれに、歯を動かすことで神経に障害を与え、神経が壊死することがあります。
  • ・治療中に金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  • ・治療中に、「顎関節で音が鳴る、顎が痛い、口をあけにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • ・問題が生じた場合、当初の治療計画を変更することがあります。
  • ・歯の形状の修正や、噛み合わせの微調整を行なうことがあります。
  • ・矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • ・装置を外すときに、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、補綴物(被せ物など)の一部が破損することがあります。
  • ・装置を外した後、保定装置を指示どおりに使用しないと後戻りが生じる可能性が高くなります。
  • ・装置を外した後、現在の噛み合わせに合わせて補綴物(被せ物など)の作製や虫歯治療などをやり直す可能性があります。
  • ・顎の成長発育により、噛み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • ・治療後に親知らずが生えて、歯列に凹凸が生じる可能性があります。
  • ・加齢や歯周病などにより歯を支える骨が痩せると、歯並びや噛み合わせが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  • ・矯正治療は、一度始めると元の状態に戻すことが難しくなります。
●マウスピース型装置「インビザライン」による治療のリスク・副作用
  • ・機能性や審美性を重視するため自費(保険適用外)での診療となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・正しい装着方法で1日20時間以上使用しないと、目標とする治療結果を得られないことがあるため、きちんとした自己管理が必要になります。
  • ・ご自身で取り外せるため、紛失することがあります。
  • ・症状によっては、マウスピース型装置で治療できないことがあります。
  • ・お口の中の状態によっては、治療計画どおりの結果が得られないことがあります。
  • ・装着したまま糖分の入った飲料をとると、虫歯を発症しやすくなります。
  • ・治療によって、まれに歯根吸収や歯肉退縮が起こることがあります。
  • ・食いしばりの癖が強い方の場合、奥歯が噛まなくなることがあります。
  • ・治療途中で、ワイヤーを使う治療への変更が必要になることがあります。
  • ・お口の状態によっては、マウスピース型装置に加え、補助矯正装置が必要になることがあります。
  • ・治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
  • ・インビザラインは薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器です。日本では完成物薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済措置の対象外となることがあります。
●薬機法において承認されていない医療機器「インビザライン」について

当院でご提供している「マウスピース型装置(インビザライン)」は、薬機法(医薬品医療機器等法)においてまだ承認されていない医療機器となりますが、当院ではその有効性を認め、導入しています。

○未承認医療機器に該当

薬機法上の承認を得ていません(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2024年8月29日最終確認)。

○入手経路等

インビザライン・ジャパン株式会社より入手しています。

○国内の承認医療機器等の有無

国内では、インビザラインと同様の性能を有した承認医療機器は存在しない可能性があります(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構ウェブサイトにて2024年8月29日最終確認)。

○諸外国における安全性等にかかわる情報

現在世界100カ国以上で提供され、これまでに900万人を超える患者さまが治療を受けられています(2020年10月時点)。情報が不足しているため、ここではインビザラインの諸外国における安全性等にかかわる情報は明示できません。今後重大なリスク・副作用が報告される可能性があります。
なお、日本では完成物薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
※当該未承認医薬品・医療機器を用いた治療の広告に対する注意事項の情報の正確性について、本ウェブサイトの関係者は一切責任を負いません。

●口腔内スキャナー「iTero(アイテロ)」のリスク・副作用
  • ・薬機法(医薬品医療機器等法)において承認された医療機器であり、マウスピース型装置(インビザライン)による治療を行なう工程で使用する機器となります。
  • ・iTero(3D口腔内スキャナー)を使用して行なうマウスピース型装置(インビザライン)による治療は、自費診療(保険適用外)となり、保険診療よりも高額になります。
  • ・印象剤を使用した従来の印象採得に比べ、印象採得時の不快感は大幅に軽減されますが、お口の中にスキャナーが入るため、ごくまれに多少の不快感を覚えることがあります。