矯正後のリテーナーはいつまでつけるべき?サボった時の影響や装着時の注意点を解説|京都(四条烏丸)の歯列矯正専門医院 あおい矯正歯科

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矯正後のリテーナーはいつまでつけるべき?サボった時の影響や装着時の注意点を解説

矯正後のリテーナーはいつまでつけるべき?サボった時の影響や装着時の注意点を解説

矯正治療後には、『リテーナー』と呼ばれる歯並びを維持するための装置を装着する必要があります。

治療が終わったからといってリテーナーを使わずにいると、少しずつ歯が元の位置に戻ってしまう『後戻り』のリスクがあるためです。

「ではリテーナーはいつまで装着し続けなくてはいけないのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。

この記事では、矯正後のリテーナーの装着時間・期間について詳しく解説します。

リテーナーの装着をサボるリスクやリテーナーの種類、装着時の注意点などもまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。

矯正後のリテーナーの役割とは│いつまでつける?一生必要?

矯正後のリテーナーの役割とは│いつまでつける?一生必要?

歯列矯正が終了したあとも、美しい歯並びを維持するためには『リテーナー』の装着が欠かせません。

ここでは、矯正後のリテーナーの役割について詳しく解説します。

矯正後の後戻りを防ぐために必要

矯正後のリテーナーは、矯正後の後戻りを防ぐために必要です。

矯正治療が終わってもそのまま放置してしまうと、歯が元の位置に戻ってしまう『後戻り』が起こってしまいます。

これは歯を支える骨が不安定な状態であるために起こるものです。

リテーナーは整えた歯並びを安定させるための保定装置で、矯正後の歯列をキープするために欠かせません。

またリテーナーをつけずに放置すると、元の歯並びに戻ってしまうだけでなく、再び矯正治療が必要になることもあります。

治療後2~3年はつける必要がある

リテーナーの装着期間は、治療期間に関わらず、2年以上の保定が推奨されています

これは歯を動かしたことで周囲の骨が再形成されるまでに時間がかかるためで、その間に歯が元の位置に戻らないよう固定する必要があります。

例えば2年間かけて矯正した場合は、同じく2年間リテーナーを装着するのが理想的です。

またこの期間中はリテーナーの使用を自己判断でやめてしまうと、せっかく整えた歯並びが乱れてしまう可能性があります。

装着期間には個人差があるため、歯科医師と相談しながら調整していくことが大切です。

1日20時間以上の装着が推奨されている

矯正後のリテーナーは1日20時間以上の装着が推奨されています。

装着時間が短いと後戻りのリスクが高まるため、食事や歯磨き以外の時間はできるだけリテーナーをつけるようにしましょう。

装着時間については医師からの指示があるため、必ずそれに従って装着することが大切です。

徐々に1日の装着時間を減らすことも可能

リテーナーは矯正直後から1日20時間以上の装着が推奨されますが、保定が進んで歯が安定してくると、装着時間を少しずつ減らすこともできます。

ただし歯科医師の判断が必要であり、自己判断での装着時間の短縮はリスクを伴います。

最初の数ヶ月から1年ほどは日中も装着が必要ですが、経過が良好であれば夜間のみの使用へと切り替えるケースが多いです。

違和感や歯の動きを感じた場合には、すぐに元の装着時間に戻しましょう。

リテーナーはただ使い続けるのではなく、医師と相談しながら最適なタイミングと時間で調整していくことが大切です。

可能な限り長く装着し続けるのが理想的

矯正が終わって歯並びが整ったとしても、それが一生安定するわけではありません。

実際には、加齢や生活習慣の影響で歯は少しずつ動き続けます。

例えば食事や歯ぎしり、頬づえなどの無意識の癖、さらには歯茎や顎の骨の変化によっても歯列は変わってしまいます。

そのためたとえ保定期間が終わったとしても、リテーナーを可能な限り長く装着し続けることが大切です。

夜間だけの装着を習慣にしておけば、生活に大きな負担をかけずに歯並びを守ることができます。

「もう安定したから大丈夫」と思って装着をやめてしまうと、知らないうちに後戻りが始まっていたというケースもあるため注意が必要です。

矯正後にリテーナーの装着をサボるとどうなる?

矯正後にリテーナーの装着をサボるとどうなる?

矯正後にリテーナーの装着をサボると、以下のようなリスクがあります。

  • 後戻りが起こる可能性が高まる
  • 再装着時に痛みを感じる可能性がある
  • リテーナーが入らなくなり作り直しが必要になる

ここでは上記3つのリスクについてそれぞれ解説します。

後戻りが起こる可能性が高まる

リテーナーの装着をサボると、後戻りのリスクが高まります。

特に矯正直後の数ヶ月間は歯が動きやすく不安定な状態にあるため、この時期にリテーナーの装着を怠ると、たった1日でも歯が動き始めてしまうことがあります。

後戻りは少しずつ進行し、本人が気づいたときにはすでに大きくズレていることも少なくありません。

また後戻りが起こると、リテーナーの装着時に違和感や痛みを感じることが多く、無理に装着を続けることで歯や歯茎を傷つけてしまう可能性もあります。

こうした事態を避けるためにも、毎日の装着を習慣化し、歯列の変化をすぐに察知できるようにすることが大切です。

再装着時に痛みを感じる可能性がある

リテーナーの装着をしばらく怠っていた場合、再び装着しようとしたときに「痛い」「きつい」と感じることがあります。

これは歯が少し動いてしまい、リテーナーが歯列にぴったり合わなくなっているためです。

特に矯正治療を終えた直後の歯は移動しやすく、たった1日装着をサボっただけでも歯並びに変化が出てしまうことがあります。

リテーナーがきつく感じる程度であれば継続して装着することで歯が戻る可能性もありますが、無理に装着すると歯茎を圧迫し、痛みや炎症の原因になることもあります。

違和感や痛みがある場合は、自己判断で装着を続けるのではなく、すぐに歯科医師に相談しましょう。

リテーナーが入らなくなり作り直しが必要になる

リテーナーの装着を長期間サボると、歯が大きく動いてしまい、リテーナー自体が入らなくなるケースがあります。

このような状態になった場合は、新たにリテーナーを作り直さなくてはいけません。

また後戻りが進みすぎると、矯正治療そのものを再びやり直す必要も出てきます。

そうなると通院の手間や費用も二重にかかってしまうため、毎日欠かさずリテーナーを装着し、定期的に矯正歯科でチェックを受けることが大切です。

矯正後に使用するリテーナーの種類

矯正後に使用するリテーナーの種類

矯正後に使用するリテーナーの種類には、以下の3つがあります。

  • プレートタイプ
  • ワイヤータイプ
  • マウスピースタイプ

ここでは上記3種類のリテーナーについてそれぞれ解説します。

プレートタイプ

プレートタイプのリテーナーは歯の表面にワイヤー、裏側にプラスチック製のプレートが付いた構造で、取り外しが可能な種類です。

しっかりと歯を固定できるため、保定力が高く、後戻り防止に効果的です。

装着と取り外しが比較的簡単で、洗浄もしやすいため、衛生管理も行いやすいメリットがあります。

ただし表側のワイヤーが目立つため、審美性の面ではやや劣るというデメリットがあります。

また発音に影響を及ぼすこともあるため、慣れるまでは少し違和感を覚えるかもしれません。

プレートタイプは頑丈で長く使えるタイプではありますが、使用中に痛みや違和感を感じた場合は無理せず歯科医師に相談し、調整してもらうことが大切です。

ワイヤータイプ

ワイヤータイプのリテーナーには、『フィックスタイプ』と呼ばれる固定式のものがあります。

これは歯の裏側に接着剤で細いワイヤーを固定するタイプです。

歯の裏側につけるため外から見えにくく、審美的にも優れているため、人目を気にする方にも向いています。

また取り外しの手間がないため、装着をサボる心配もありません。

しかし歯磨きがしづらくなることがあり、歯垢や歯石が溜まりやすくなるため、虫歯や歯周病のリスクが高まる点には注意が必要です。

加えて、ワイヤーが知らないうちに外れてしまっていることもあるため、歯科医院での定期的なチェックは欠かせません。

装着後のメンテナンスをしっかり行うことで、長期間にわたって綺麗な歯並びを維持できます。

マウスピースタイプ

マウスピースタイプのリテーナーは、透明なプラスチック素材でできており、歯全体を覆って固定するタイプです。

『クリアリテーナー』や『ソフトリテーナー』とも呼ばれ、目立ちにくいのが最大のメリットです。

マウスピース型の矯正装置を使用していた方にとっては、感覚が似ていて使いやすいと感じる場合もあります。

取り外しが可能なため、食事や歯磨きの際もストレスなく対応できる特徴があります。

しかし耐久性はやや劣り、使用状況によっては変形や着色が起こることもある点には注意が必要です。

審美性を重視したい方や仕事などで人前に出る機会が多い方に、特におすすめのタイプです。

リテーナーを装着するときの注意点

リテーナーを装着するときの注意点

リテーナーを装着するときの注意点は以下の5つです。

  • 装着時間・期間を守る
  • 食事中は必ず外す
  • 毎日綺麗に洗浄する
  • 自分に合ったリテーナーを選ぶ
  • 定期的に歯科医院に通う

ここでは上記5つの注意点についてそれぞれ解説します。

装着時間・期間を守る

リテーナーの効果を十分に得るためには、決められた装着時間と期間をきちんと守ることが大切です。

特に矯正直後は歯が不安定で動きやすく、1日でも装着を忘れると後戻りが始まってしまう可能性があります。

1日20時間以上の装着が推奨され、保定期間は2〜3年が目安とされています。

ただしこの時間・期間には個人差があるため、医師の指示をきちんと守ることが重要です。

装着時間を自己判断で短くしてしまうと、知らないうちに歯列がズレてリテーナーが合わなくなることもあるため注意しましょう。

食事中は必ず外す

リテーナーは食事中には必ず外しましょう。

特にマウスピースタイプのリテーナーは着色しやすく、さらに熱や硬い食べ物にも弱いため、装着したままの食事は推奨されていません。

また食べ物のカスがリテーナーに挟まることで細菌が繁殖し、口臭や虫歯、歯周病の原因になることもあります。

リテーナーが破損すると、新しいものを作るまでの間に後戻りが進行してしまう恐れもあるため、食事前には必ず外し、ケースに入れて保管しましょう。

毎日綺麗に洗浄する

リテーナーは毎日長時間装着するため、衛生管理がとても重要です。

使用後は必ず洗浄し、雑菌や汚れを落としましょう。

放置しておくと細菌が増殖して臭いやぬめりが発生し、口腔内のトラブルにつながる恐れがあります。

柔らかい歯ブラシを使ってやさしく磨くか、専用の洗浄剤を使用するのがおすすめです。

特にマウスピースタイプは透明で汚れが目立ちやすいため、こまめに洗浄しましょう。

洗浄後はしっかり乾燥させてからケースに保管し、変形や劣化を防ぐことが大切です。

自分に合ったリテーナーを選ぶ

リテーナーには複数の種類があり、それぞれ装着感や目立ちやすさ、耐久性などに違いがあります。

例えば見た目を重視する人には透明なマウスピースタイプ、しっかり固定したい人にはワイヤータイプがおすすめです。

しかしどれが最適かはライフスタイルや予算、違和感の有無によって異なります。

装着期間は長期にわたるため、少しでもストレスが少ないものを選ぶことが大切です。

自分に合わないリテーナーを無理に使い続けると、途中で装着をやめてしまう原因にもなりかねません。

医師とよく相談し、無理なく装着し続けられるリテーナーを選びましょう。

定期的に歯科医院に通う

リテーナーを使っている間は、定期的に歯科医院を受診することも大切です。

後戻りの有無やリテーナーの状態をチェックしてもらうことで、万が一歯列に変化が現れても、迅速に対応することが可能になります。

もしリテーナーがきつく感じたり、合わなくなったりしていても、早い段階で対処すれば再矯正が必要になるリスクを避けられます。

通院頻度は医院によって異なりますが、一般的には3〜6ヶ月に一度が目安です。

また虫歯や歯周病などの口腔トラブルも早期発見できるため、健康管理の意味でも、定期的に歯科医院を受診しましょう。

まとめ

矯正後の理想の歯並びを維持するためには、リテーナーの装着が欠かせません。

矯正後のリテーナーの装着期間は、一般的には2〜3年が目安とされますが、歯は年齢や習慣の影響で一生動き続けるため可能な限り長く装着を続けるのが理想的です。

またリテーナーは種類ごとにそれぞれ特徴があるため、自分に合ったものを選び、正しい装着時間・期間を守ることが大切です。

あおい矯正歯科では、子供から大人まで幅広い世代の矯正治療に対応しています。

普段と変わらない生活を送れるように患者さんをサポートしながら矯正治療を行っているため、気になる方はぜひ当院までご相談ください。

記事監修 あおい矯正歯科医院長 本田 領
記事監修 あおい矯正歯科医院長 本田 領

略 歴

  • 平成11年

    大阪歯科大学卒業
    同大学大学院(歯科矯正学)

  • 平成15年

    同大学大学院卒業
    同大学 非常勤講師

  • 平成16年

    同大学 常勤助手

  • 平成19年

    同大学 常勤助教

  • 平成20年

    山脇矯正歯科 副院長

  • 平成24年

    あおい矯正歯科 医院長

  • 平成26年

    あおい矯正歯科 理事長(医院長兼務)

所属学会・資格

  • 博士(歯学)日本矯正歯科学会認定医・指導医

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