外科矯正について|矯正歯科コラム

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外科矯正について

本来矯正治療は健康保険適用外ですが、症状によって保険適用される場合があります。

例えば顎変形症が原因で不正咬合を起こしている患者様の場合です。
顎の形や大きさ・上下の顎の位置関係に問題がある場合、歯の位置関係にも大きく影響して噛み合わせが悪くなります。

このように歯だけでなく骨格的な問題で不正咬合が引き起こされていて、歯並び及びかみ合わせの改善には外科的手術を併用する必要があると診断された場合には、矯正治療に対して保険が適用されます。
さらに口腔外科での手術にも保険が適用され、さらに申請することで医療費の払い戻しができる場合もあります。
顎変形症を診断するにはレントゲンやCTスキャンなどの検査を行なって綿密に顎の状態を調べていきます。

患者様によって症状が異なるため、それぞれの患者様に合わせた治療方法を提案していきますが、基本的な外科的矯正治療の流れとして、顎変形症の手術の前後に矯正治療を行ないます。

顎変形症への手術は全身麻酔を施すため、手術前に全身状態の検査を行ない、隠れた他の病気などがないか調べます。
手術では問題のある顎骨を移動させることによって位置改善を図ります。手術内容によって手術時間や入院期間は異なりますが、多くの場合2時間以上かかる大掛かりなものとなり、手術後しばらくは口が開きにくい状態となります。 また顎の骨も不安定な状態ですので、食事は当初はやわらかいものを食べるようお願いしています。

入院期間は通常、10日から2週間ほどです。退院後しばらくは口腔外科への通院が必要です。その後は口腔外科と連携しながら通常手術後1~2か月後から術後の矯正治療を開始することになります。