矯正治療中の発音は?|矯正歯科コラム

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矯正治療中の発音は?

歯科矯正では大規模な装置を装着する必要がある場合もあり、それによって患者様は食事などの日常生活に不便を強いられることとなります。
しゃべりにくいことも患者様がストレスを感じる不便のひとつです。場合によっては食事以上に学校生活や仕事に支障をきたします。

歯の表側に装置を付けている場合、発音にそれほど影響は与えませんが、歯の裏側に装置をつけるとある一定の発音がしにくくなります。人は舌を動かすことで音に違いを出しており、特にサ行やタ行は舌を前歯の裏側にくっつけることでその音を出しています。
歯の裏側に装置をつけると、装置がある場所だけ舌を奥にひっこめた状態で喋ってしまうため音が出しづらくなるのです。

舌の動きが重要な英語ではさらに音が出しづらくなるので、英語の授業やビジネスで英語を使われる場合は不便を強いられることが多いでしょう。ただし、しばらくすると慣れてくるので、長い矯正期間中ずっとしゃべりにくいわけではありません。1週間から2週間ほど意識してしゃべっているとほぼ通常通りの発音を取り戻すことができます。

矯正装置だけでなく、矯正後に装着する後戻り防止の保定装置も発音に影響を及ぼします。とはいえ矯正装置と異なり、保定装置は患者様の意思で取り外しが可能となります。発音が気になる場面では取り外していただいても良いですが、取り外している時間が長ければ後戻りするリスクも高くなることをご理解ください。

矯正治療後すぐは特に後戻りの可能性も高いため、医師の指示に従って保定装置の使用時間を守ってください。また、歌の発声を気にされる患者様もいますが、多くの方は装置装着後しばらくすると問題なく歌えるようになります。